片桐みかんの日記

感じた事や、伝えたい事をおもいつくまま書いてます。

旧暦のしくみ

こんにちは。

私の住んでいる奄美大島は旧暦でお盆をします。

お盆は8月13日を迎え盆、8月16日に送り盆をするのが一般的だと思います。

奄美大島は旧暦の7月15日がお盆になります。

今年は9月5日が旧暦のお盆で、長男が色々と準備をして執り行ってくれました。

そこで、旧暦について調べてみました。

旧暦は、月の満ち欠けの周期が基準となっている暦です。

新月の時が常に一日となります。月の満ち欠けのサイクルは約29.5日のため、そのズレを調整するために、二十九日で終わる小の月と、三十日で終わる大の月を組み合わせて一年としています。(旧暦には三十一日はありません)。

現在の新暦では、小の月と大の月は必ず同じ月に固定されています。

ところが旧暦では、小の月と大の月の組み合わせは毎年異なっています。月の運行は必ずしも一定ではないので、常に天体観測をして新月の出現時刻を計算する必要があるからです。

旧暦の一ヶ月は平均29.5日なので、12ヶ月で約354日となります。これでは、新暦の1年間(太陽が一周する365日)との間にズレが生じてしまします。そのズレを解消するためにあるのが、「閏(うるう)月」です。

旧暦の閏月は1ヶ月分あります。つまり、1年が13ヶ月となる年があるのです。閏月になる年の割合は、19年に7回(約3年に1回)です。

      www.arachne.jp/onlinecalendar/kyureki/ から引用しています。

 


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奄美大島にいた頃は旧暦で行事を行うので、当たり前のように思っていましたが、だんだんと旧暦で行う地域が少なくなってくると、少し寂しい気がします。

旧暦が月の満ち欠けに関係していたことは知っていましたが、天体観測を行い新月の出現時刻を調べたり、閏月で一年が13ヶ月あったりするのは知りませんでした。

夜空を見上げ、大きな満月がぽっかり浮かんでいると、何故かロマンを感じます。

月は元々は地球の一部だったそうです。

離れていても、地球と月は切っても切れない仲なのです。

月の満ち欠け、潮の満ち引き、人の命の誕生と、自然の死。

皆さんは旧暦を気にされることありますか?