こんばんは。
今日は論語 守屋洋 SBクリエイティブの本の中から紹介します。
『呻吟語』という古典にこんな言葉がある。
「進言に四つの難あり。人を審らかにして、己を審らかにし、事を審らかにし、時を審らかにす。一もいまだ審らかならざるならば、事必ず済らず。(治道篇)
1、相手をしること
1、自分をわきまえること
1、問題を把握すること
1、時期を誤らないこと
このうち一つでもかけていたのでは成功しない。
孔子は「相手の顔色を見てから言え」とも言っています。
私は自分が忘れないために早く伝えようとして、失敗することがあり、「空気が読めていない」と言われたことがあります。
病院に勤めていると、タイミング一つとっても難しいことがあります。早く伝えないといけない場合と、後で報告していい時とあります。
自分では早く報告しないといけないと思っても、看護師さんが手一杯で出来ない時は、言葉かけをするのに躊躇する場合もあります。
審(つまびら)らかにって読むんだと一つ勉強になりました。
意味は細かい所まで省かずに、詳しく扱う様子、と書いてありました。(三省堂国語辞典より)
人に進言することはタイミングとかも考えますが、相手を知り、自分をわきまえることも必要なんだと思います。
皆さんはどう思いますか?