こんばんは。
今日は「いいこと」がいっぱい起こる! 禅の言葉 植西聰 三笠書房の本の中から紹介します。
八風吹けども動ぜず
仏教では、「人の心を惑わす、八つの風がある」と教えています。それが、「八風吹けども動ぜず」という前後の中にある「八風」です。「これらに惑わされずに生きていってください」という教えが、「動ぜず」の言葉に込められています。
「利」・・・思いが叶うこと
「衰」・・・思い通りにならないこと
「毀」(き)・・・陰で悪口を言われること
「譏」(き)・・・目の前で、悪口を言われれること
「誉」・・・陰で褒められること
「称」・・・目の前で、褒められること
「苦」・・・辛い経験をすること
「楽」・・・楽しい経験をすること
幸運の後には、また様々な困難がやってくるので、心づもりをしておくことが大切だとそして、辛いときには前向きに、幸せなときは謙虚にとも書いてありました。
人の反応に敏感に反応していたら、身が持ちませんね。
何年か前に「鈍感力」という本がベストセラーになりました。
この禅の教えは、いい気になって浮かれてしまったときに、自ら不運を招かないようにしましょうと言っています。
夢が叶ったり、うまくいった時は嬉しくて、つい浮かれてしまいます。
そんな時には、慎重になるほうが良いとも書いてあります。
八風が吹いても動じない生き方をしたいものです。
今日の1枚。
エマちゃんは、少しの物音にもびっくりします。
「動じず」は無理なようですが、好奇心のアンテナはピカイチです。
私は少し喉が痛いので、風邪のひき始めのような気がします。
皆さん風邪などひかれないように、温かくしてお過ごし下さい。