こんばんは。
今日は「いいこと」がいっぱい起こる!禅の言葉 植西聰 三笠書房の本の中から紹介します。
喫茶去(きっさこ)
初対面の人に会うとき、ともすると人は、相手の勤めている会社や肩書き、収入、立場といったものを気にしてしまうものです。(中略)
中国の唐の時代の高名な禅僧であった趙州(じょうしゅう)は、訪ねてきた人に対して、相手が身分の高い人であれ低い人であれ、金持ちであれ貧乏であれ、誰であっても分け隔てなく温かいもてなしの心でもってお茶をすすめた、といわれています。
この逸話から生まれたのが「喫茶去」という禅語であり、これは「さあ、お茶を差し上げましょう」という意味です。
温かい気持ちで、一緒にお茶を飲める人を、大事にしたい
初対面の人に会うとき、どんな方だろうか?と考え、年齢や職業を聞きたくなります。
反対に聞かれることもあります。
聞かれるとなんか探られているようにも感じたりしますね。
聞きたいと思う気持ちになったら、ぐっとこらえて待ちましょう。相手が話してくれるまで。
友人とお茶の時間が持てる、そんな有意義な時間はかけがえのないものです。
その人自身が心の通う相手なら、肩書など必要ないもの。
相手の話に耳を傾け、秋の夜長を楽しみましょう。
今日の1枚。
奄美大島の夕日です。
最近は暗くなるのが早くなってきましたね。
朝晩はひんやりとして、過ごしやすくなりました。
油断すると風邪をひくので、気をつけたいと思います。
皆さんも風邪などひかれませんように。