片桐みかんの日記

感じた事や、伝えたい事をおもいつくまま書いてます。

ジタバタしない生き方

こんにちは。

今朝は7時に起き、障子紙の張替え、扇風機の掃除、洗面所の掃除と張り切って頑張りました。

まだまだやることはありますが、今日はこのくらいにして、せっかくの休みなので自分の好きなこともしたいと思っています。

 

今日は、動じない心をつくる禅の言葉 植西聰 成美文庫から紹介します。

寒時は闍黎(じゃり)を寒殺し 熱時は闍黎を熱殺す

暑い時はどこへ行っても暑い。寒い時はどうしたって寒い。

ある禅僧(闍黎)が禅師(禅の師匠)に、こう尋ねます。

「夏の暑さを避けるためには、どこへ行けばいいのですか。冬の寒さをしのぐためには何をすればいいのですか}

「夏は、どこへ行こうが暑い。冬は何をしようが寒い。現実から逃れることを考えるのではなく、現実を受け入れなさい」

禅師は、そう答えました。それが冒頭の言葉です。

この言葉の裏には、人の生き方についての教えがあると思います。

たとえば人は、苦しい状況に見舞われると、「どうすればこの苦しい状況から逃れられるか」考えます。

しかし、禅の考え方では、「苦しい状況から逃れる方法などない。逃れようとしてジタバタもがけば、ますます苦しい状況に入り込んでいきだけだ。逃れようと思わず、今の状況を受け入れるのがいい。それが立ち向かうことになる。今の状況を打破することにもつながる」ということになるのです。

 

[超訳] 動じない心をつくる禅の言葉 (成美文庫)

[超訳] 動じない心をつくる禅の言葉 (成美文庫)

 

 

当たり前のことですが、自分が苦しい立場になった時は、どうにかしようと考えもがきます。動きすぎ更に状況が悪化してしまい、お手上げになることもあります。

いつも平常心で生きていければいいのですが、人間は感情の動物。それが出来ないので、「禅の教え」や、心の支えになる本、病院があったりするんですね。

暑い、寒いはもちろんのこと、仕事がきつい、いまこの場からなんとか逃れたいと思って現実逃避したいとき、腹をくくる、開き直る、ことが出来れば良いですね。

現実を受け入れるには、人によっては時間がかかる時もあります。

自分の心を受け入れながら、出来れば「ジタバタ」せずに生きて行きたいものです。

 

 

皆さんの今日が良い日でありますように。


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 今日の一枚。

エマちゃんはいつでも天真爛漫で、癒してくれます。