片桐みかんの日記

感じた事や、伝えたい事をおもいつくまま書いてます。

私の声は何処へ行ったの?

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今朝起きてうがいをすると、「がらがら」言えないのです。

あれっ、て思いましたが、まさか声が出ないとはまだ気づきませんでした。

朝ごはんを用意して、食事して、コーヒーを飲みながら、着替えをすると、もう仕事に行く時間になっていました。

猫にご飯を上げ、「行ってくるね。」と言うと、声がかすれているではないですか?

喉の痛みはさほど強くありませんが、喉がイガイガして咳が時々出ます。

いつものように、バイクに乗り、職場へ向かい、いつもなら、バイクに乗っている時鼻歌を歌うのですが、声にならないカスカスの声ではメロディーになりません。

自分で言うのもなんですが、毎日朝、違う歌が出来上がるのです。自分は「ベートーベンの生まれ変わり」と友達に言うと、ドン引きされてしまいました。おかしいな、私はそう思っているんですが。ただ、覚えていないのと、楽譜に書けないから、忘れてしまうのです。

少し横道にそれましたが、職場に着くと、いつも車の整備のおじちゃんが挨拶をしてくれるのですが、私が「おはようございます」と言ってもちっとも聞こえず、挨拶しないって思われたかな?とちょっと心配になりました。それから、出会う人達に挨拶をしますが、やっぱり声が出ない。

病棟に着いて、職場の同僚にかすれ声で「おはようございます。」と言うと、目が見開いて、「どうしたんですか?」と聞かれ、「朝から声が出ないんです。」と言うと、少し笑い気味で、「大丈夫ですか?」と言われ、「はい、声だけがおかしいので大丈夫です。」と言うと、「熱はないんですか?」と聞かれ、「はい、測ってはいませんが多分ありません。」と答えました。その私の声もかすれかすれで、とても聞きずらい。

病室に行き、患者様に挨拶をすると、「まぁ、大丈夫、無理をしなさんな。」と優しい一言が帰ってきました。「ありがとうございます。大丈夫です。」でもなぜか、説得力に欠ける返答です。

私の勤める病院は高齢者の方が多く、耳の遠い人も多くいらして、聞こえずらい方には、耳元で話したり、ジェスチャーなどを使いコミュニケーションを駆使して、何とか最後まで仕事をすることが出来ました。

周りのスタッフのフォローや、患者様の優しさもあり、今日はまた違う仕事の仕方を覚えることが出来ました。

しかし、私の声は何処へ行ったのでしょう?

鼻歌も歌えないし、話をしたくても、声がかすれて、それでも無理にしゃべろうとすると、咳が出てしまうし。

今日は黙っていた方がいいのは分かっていますが、喋りたい。

家に帰り、猫に「ただいま」とかすれ声でいうと、無反応。

「私は今日はいつもより頑張ったんだよ、」と言っても、それよりご飯ちょうだいって言っているようにエサ入れのお皿のそばに連れて行こうとするのです。

猫のご飯を入れてあげると、待ってました、とばかりにカリカリ美味しそうに食べています。私は味覚があまりなく、喉は乾いて、お茶ばかり飲んでいました。でも、食欲はあります。こんな声でも、咳が出ても、ご飯はしっかり食べれます。えへっ、私の食い意地は最強の筋金入りです。1年を通して食欲がないことは、ほとんどありません。

料理は作りますが、食べる方が好きです。

明日になったら声が出るようになっているかな?

声の神様、私の美しい声は1日だけのレンタルだから、明日は返して下さいね。そうしないと、延滞料頂きますよ。